MS-09R RICK-DOM

  1/100 MS-09R BANDAI MG Series Kit

 
MS-09R
Abstract
宇宙用ドムであるリックドムをMGで作成しました。黒い三連星をあやかったカラーリングという設定のようですが、三連星のイメージではないジオンの量産機のカラーという解釈で塗装してみました。ただし元のドムのイメージから離れないように注意しました。 キットは無改造です。完成/撮影後に肩部分に(エナメル塗料による)ひび割れができているのに気づきました。写真ではよく見ると分かると思います。残念です。塗装については宇宙用の量産機という個性の弱い雰囲気を出せたと思います。
Photographs

各写真をクリックすると、拡大されたものを見ることが出来ます。

FRONT FRONT HEAD
BACK HEAD FRONT
Construction

今回は全く無改造です。最近はモノアイシールドを組み付けないようにしています。この方が好みだからです。

 
Coloring

黒い三連星のイメージはやはり黒と紫色のカラーリングから連想されると思います。 ほぼ同時期に生産された設定の量産型ゲルググはグレー系の塗装なので、量産機っぽく仕上げるために全体的にグレー系の色でまとめました。昔リアルタイプシリーズのドムがありましたが、それが確か手足をグレーで塗装していた記憶があるので、そのイメージも影響していると思います。全体に400〜600番のペーパーをかけた後、少し厚めにブラックを下地に吹いています。その後以下のようなカラーで各色を立ち上げています。

  • 腕や足 → グレーFS362S
  • 胸部分 → ネイビーブルー
  • 肩などの黒い部分 → フィールドグレー+軍艦色(2)、最後に黒鉄色を軽く全体に
全体的にトーンを落し、紫をすべてグレーで置き換えました。赤い部分はブラックベースにモンザレッドを立ち上げています。
 
Finished

デカールはキット付属のものを胸と肩の使いました。あまりたくさん使うと、せっかく全体的な統一感を大事にしたのに、台無しになると思ったからです。 墨入れはエナメルのフラットブラックを使っています。

パーツが大きいので、ペーパーがけなどに随分手間取りますが(完成後に不十分な部分を見つけたりしますが)、非常に作り易いキットです。今回塗装に少し工夫をしましたが、良い仕上がりになったと思います。

 
Plastic Model World