RMS-108 MARASAI

  1/100 RMS-108 MARASAI BANDAI MG Series
MARASAI
 
Prologue
MGマラサイです。この作品も前作のフルアーマーガンダムに続き、バンダイ公式のガンプラワールドカップ 「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 2012」に出品したものになります。 残念ながら、2011年同様一次審査通過したものの、二次審査は通過しませんでした。    今回は完成まであまり時間が取れなかったため、できるだけ手間をかけずに、 劇中で撃墜されたカクリコンの搭乗機をイメージして製作しました。 キット自体の完成度も高いので、昨年の作品ほどは手を加えていませんが、ポイントを 押さえて全体的に好みのバランスになるようにしています。
MARASAI
 
Construcion

宇宙空間を飛び回っている雰囲気にするために、初めてアクションベースを使ってみました。 ベース上で手足がバランスよくスッキリ見えるように、足はスネの周囲を削り込みなどで 形状変更しています。また手首の出来が良いのですが、少し小さいと思ったので、市販品と交換しています。 (時間があれば、いつものようにエポパテで作ったのですが...)

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ジオン系を意識して、ランドセルなど少し面が間延びしているところにデティールパーツを 加えたり、動力パイプの芯をアルミ線やパイプスプリングに交換しています。
  • スネの正面装甲(写真の01マークの入っているところ)の左右を2mm位づつ幅詰め
  • 上記の装甲の形状変更に合わせて、スネ・足首周りの装甲を切り込み。(内側が小さくなるように形状変更)
  • 足首内側の丸バーニアを削り込んで小型化 (ここまではベース上で足がスラリと見えることを狙っています)
  • 両手首をバンダイのMSハンドに変更し、削り込み。甲のパーツはMSハンドのものにプラ板とパテでマラサイの手首の形にあわせています。
  • 左右の胸のパーツ内側の隙間をプラ板で塞ぐ(隙間が目立ったので)
  • 頭部とランドセルの動力パイプの芯のABSパーツをアルミ線に置き換え
  • 腹部の動力パイプの芯をアルミ線+コイルスプリングに置き換え
  • ランドセル、肩・腰の一部にプラ板やコトブキヤのパーツでデティール追加

手間がかかった割には、あまり見た目に大きな変化が分かりにくいのが残念です。

 
Coloring
子供のころのテレビの画質の問題なのか、キットの成形色がずいぶん強烈なオレンジに 感じたので、自分の記憶のイメージで塗装しました。

下地をブラックで塗装し、エッジにシャドウがのこるようにして各色を立ち上げています。 各色には今回も軍艦色を少しづつ加えてトーンを落としつつ統一感が出るようにしています。

  • 頭部・手足: モンザレッド+ホワイトに、イエローと軍艦色を少々加えています
  • 胴体等: モンザレッドをベースに軍艦色を加えています
  • パイプ: キャラクターブルーにイエローと軍艦色を加えて作ったグリーンです
  • 関節: 軍艦色+ブラック
Marking
エナメル系ブラックで墨入れをした後、キット付属のデカール(特にカクリコンの パーソナルマークなど)を使っています。また、スネ周りのラインはジオンっぽい ものを市販デカールのストックから選んで貼っています。カクリコンなら、と思い シールド裏にはインレタと筆書きで「Amelia」と入れています。(短い期間しか 搭乗していないけど、きっとこれくらいはやってるんじゃないかな、って感じです。)

水性ホビーカラーの半光沢のトップコートで仕上げています。

残念ながら今年も二次審査通過しませんでしたが、好きなキットで参加できたので 良かったです。来年はもっと時間取れたらもっと手の込んだものを作ってみたいと思います。

 
Plastic Model World