MS-09 DOM

バンダイ 1/100 DOM MGシリーズプラスティックモデル


重MSであるドムを作成しました。MGシャアザクの後、シャア専用ゲルググを作成しようと 思いましたが、赤いMSが続くのも面白くないので前から作ろうと思っていたドムを 購入しました。その大きさとパーツの多さには圧倒されましたが、なんとか完成 させました。今回はいつもと趣を変えて半ツヤ仕上げにしてみました。写真では 光が反射してしまって非常に見づらいですね。

今回は特に改修など行っていません。最近行っていた手首の自作もしていません。 キットの手首が大きく、これはこれで良いと思いそのまま使ってあります。 (自作するか悩みましたが...。) キットについては合わせ目処理が必要な部分も少なく、 肩あて、肩(球体部分)、わき腹のみです。わき腹の胸あてにつながるパーツ以外は すべて処理しました。しかし一つ一つのパーツが大きいせいか、「ヒケ」の多さには 正直戸惑いました。合わせ目とヒケの処理に終始したため、非常に手間がかかりました。それでも塗装後に処理が不十分な部分を発見することもあり、しばらくはドムに 再挑戦する気にはちょっとならないかもしれません。

塗装については暗めにしてみました。ブラックはそのまま塗装し、それ以外の 部分はグラデーションにしてあります。昔のリアルタイプドムを目指して マーキングなど行おうと思ったのですが、うるさくなりそうだったので 控えました。手、足は指定色パープルではなく、グレーにブルー+レッドを 加えています。ベースはそれに黒を多めに含んだもので、そこから色を立ち上げました。 グレーも同様です。(細かいレシピは忘れました...。) 頭部の赤はレッド+ブラックで、 その上に赤を立ち上げていますが、暗めにしてあります。墨入れはエナメルブラック+ブラウンで行い、仕上げにはグンゼの半ツヤトップコートをしています。マーキングは ガイア仕様です。

今回のポイント
今回は改修など行っていないので、はじめて試みた事について書いてみます。 ドムの各装甲の裏側は赤いパーツで構成されている場合が多いのですが、 今回はその赤いパーツとヒート剣の刃の部分を成形色を生かす形で仕上げて みました。赤いインナーパーツはブラックでシャドウを加え、頭部と同じ レッドを軽く吹いて違和感が出ないようにしています。剣の刃はペーパーがけ をしてクリアーを吹いてあります。

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