RX-77-2 GUNCANNON

B-Club ガレージキット 1/100 RX-77-2 ガンキャノン
原型制作: 岩木敦夫


模型店のセールで半額でB-Clubの 1/100ガンキャノンを入手しました。 MGシリーズではまだガンキャノンは登場していない(2000年11月購入時現在) ので、MGガンダムと並べたくて購入、製作しました。キャストキットは 10数年前にプレゼントであたったものを作ったきりで、実質的にはじめての 作品となります。テーマはMGと並べても遜色ないものを作ることです。 今回の改修点は以下のとおりです。
  • カメラアイ部のクリアパーツ化(MG GMを意識して、改修ポイント参照)
  • 小さく感じた手首の新造
  • 各部のディテールアップ
  • 破損しやすいパーツの新造
特にカメラアイに関しては失敗のくり返しで、ほとんどの時間をこれに 割きました。当初は MG GM風にするつもりでしたが、 最終的には市販のディテールパーツで内部を表現し、0.4mm透明プラ板を 加工したものでカバーをつくりました。マスク部分は一度切り離して カメラアイ部分を作ってから再度はめているので、多少元キットと表情 が変わってしまいました。写真では分かりづらいの残念です。 また、仕上げ時にトップコートの失敗があり、これも時間が多くかかる要素 になりました。

頭部アンテナをキャストから真鍮線に置き換え、基部を作りなおして います。また、左手握り手首はエポキシパテで大き目のものを新造しました。 あわせてライフルをもつ右手も少しボリュームアップしています。

両肩のキャノン砲ですが、キットの砲口部は単純な穴だったので、 市販のバーニアパーツをいれてあります。設定では実弾なので変かとも思いました が、最近見た映画ではビーム弾のようにも見えましたので、見た目重視で 勝手にでっちあげました。

塗装はグンゼのキャストキット用サーフェイサおよびタミヤスーパーサフ で下地を作った後、ペーパがけをしてから、濃色で塗装した下地の上に エッジを残して目的の色を立ちあげました。レッドはモンザレッドです。 キャノン砲身は設定ではバックパックと同じ色ですが、今回は関節部分と 同じ色にしています。仕上げは半ツヤのトップコートです。


MG ガンダム version 1.5 と共に
このガンキャノンは基本的にHGUCのラインを踏襲しているようです。 MGガンダムがフラット仕上げなので、同様にしようと思いましたが、 装甲の重厚さ(全身がシールド)を表現したいと思い、半ツヤにしました。 左の写真をクリックしてぜひ見てください。

今回の改修ポイント
GUNCANNON経過 今回はガレージキットということで、改修はしないつもりでしたが、 ライフワーク(?)の手首作りと、キャストパーツそのままのカメラアイ部分 をくり貫いて透明パーツに置き換える工作をしました。左写真ではまだカメラ 内部のディテールアップはしていません。この改修ですがあまり効果がなく、 完成後は言わなければ分からない程度です。そのままキャストの上から シルバー+クリアーグリーンでも良かったかもしれません。

またキャストでは破損しやすかった 頭部アンテナとライフル砲身をそれぞれ真鍮線とランナーに置き換えました。 肩キャノン砲の砲口には勝手な解釈でバーニアパーツを埋め込んであります。

GUNCANNON経過
ランドセルディテールアップ
ランドセルはあっさりしていたので、やはり市販のバーニアパーツを 使ってディテールアップしました。写真では見づらいですが、キット のバーニア部分も市販パーツで置き換えています。私の技術、経験不足で エッジがだるくなってしまった部分もありますが、久しぶりのキャストキット を十分楽しむことができました。

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