アッガイ - 脚部改修

もともと関節範囲の広いデザインではないので、可動よりも立ちポーズを 意識したバランスで工作を進めます。

	左が改修後の脚部、右がキットのままのものです。 太もも - 股関節をボールジョイントに変更。上部の蛇腹モールド付近で斜めに切断しています。下部は関節接続部分を切り取り、パテを埋めて新規関節軸を差し込めるようにしています。また膝関節の蛇腹はパテで延長し、デザインナイフでそれらしく整形しています。 スネ - 左右を3mmほど幅詰めし、角度を付けて接着しています。また足首関節を固定として足首部品にあわせて下部の形状変更をしています。太ももとの接続はボールジョイントです。 足首 - 左右をスネにあわせて幅詰めし、スネを挟み込むのではなく、下部に接続しているような形にしました。隙間にはパテを埋めています。下部にエバーグリーンのプラ角材を貼って一回り高くし、足裏のモールドを入れるスペースを作りました。
	脚部を構成するパーツを分解したものです。できるだけ関節に隙間がでないように していますが、完成後に目立つようであれば何らかのカバーが必要と思います。 足首は固定ですが、キットのままでもあまり動かないのでこれで良いことと します。膝もボールジョイントにしたのでほとんど曲がらないですが、角度だけは つくようになりました。股関節は可動はほぼ全滅です。ただ左右への開きの角度 はかなり自由度があるので、立ちポーズの時に微妙なバランスがとれれば良いのでは ないかと思います。 さて右足だけで結構手間がかかったのですが、同様の工作を左足にもしなければ なりません。複製技術など持ち合わせていれば良いのですが、キットの部品を 生かしながらもう片方の足にも工作をしていきたいと思います。

1. で行なった改修を左足にも行ない、いよいよ全体のバランスを確認してみます。 バランスはストレート組みに比べて良くなったと思いますが、目標としたスタイル よりも更にスマートになってしまいました。頭部をもう少し胴体に沈めることが できれば、コンセプトデザインに近くなったと思います。 現状でも悪くはないので、今回は大幅な改修はここまでで終ろうと思います。 比較写真 コンセプトデザイン キットストレート組み

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